スパムメール

目次

 

送信される主なルート3つ

  1. プロバイダの送信メールサーバーを使う正規ルート
  2. 相手側メールサーバーに直接送信
  3. 送信元を詐称して送信

https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20070405/267543/zu02.jpg

 

それぞれのルートの対策

  1. プロバイダの送信メールサーバーを使う正規ルート
    1. 送信者の身元がばれやすくなるため,スパムメール送信者が積極的に利用することは少ないと考えられます。
  2. 相手側メールサーバーに直接送信
  3. 送信元を詐称して送信

 

 

 

対策

1

プロバイダの送信メールサーバーを使う正規ルート

送信者の身元がばれやすくなるため,スパムメール送信者が積極的に利用することは少ないと考えられます。

2

相手側メールサーバーに直接送信

Outbound Port25 BlockingOP25B

3

送信元を詐称して送信

SPFsender policy framework

受信メールサーバーが,メールを受け取る前にDNSの仕組みを用いてSPFレコードと呼ばれる情報を確認する

DKIMdomain keys identified mail

受信メールサーバーが電子署名の仕組みを利用して送信元を確認する

S25Rselective SMTP Rejection

受信メールサーバーが,送信元をユーザー・コンピュータと判断した場合はアクセスを拒否する方式(正規ユーザーがメールを送信する場合は,図2のルート1であるという前提に基づき,それ以外からのメール受信を拒否する)

 

 

OP25B(Outbound Port 25 Blocking)

https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20070405/267543/zu03.jpg

 

https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20070405/267543/zu01.jpg

 

 

過去問

平成29年春期 問15

Q:インターネットサービスプロバイダ(ISP)が,OP25Bを導入する目的はどれか。

A:ISP管理外のネットワークに向けてISP管理下のネットワークから送信されるスパムメールを制限する。

 

平成29年秋期 問15

Q:スパムメールの対策として,宛先ポート番号25のメールに対してISPが実施するOP25Bの例はどれか。

A:動的IPアドレスを割り当てたネットワークからISP管理外のネットワークへの直接の通信を遮断する。

  

参考

xtech.nikkei.com