DBMS

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ログ先行書き込み(WAL:write-ahead log)

トランザクションのログを残すための一般的な手法。

データファイルへの変更はログに記録し、変更内容を記述したログレコードが永続格納領域に書き出される。

その後、テーブルやインデックスなどのデータファイルに書き出されなければならないという手法。

Linuxなどのファイルシステムでも用いられ,ジャーナリング(journaling)と呼ばれる。

 

https://gihyo.jp/assets/images/dev/serial/01/db-academy/0002/thumb/TH800_002.png

 

システム管理基準

データの誤謬防止、不正防止、機密保護を目的として「データへのアクセスコントロール及びモニタリングは、有効に機能すること」および「データの利用状況を記録し、定期的に分析すること」等の項目がある。

 

過去問

平成28年秋期 問25

Q:データベースに対する不正アクセスの防止・発見を目的としたアクセスコントロールについて,"システム管理基準"への準拠性を確認する監査手続として,適切なものはどれか。

A:利用者のデータベースに対するアクセス状況を確認するために,アクセス記録を出力し内容を調査する。

 

メリット

ディスクへの書き込み回数が大幅に減ること。

トランザクションコミットの時にそのトランザクションで変更された全てのデータファイルではなく、ログファイルだけをディスクに吐き出せばよい。

 

参考

www.kimullaa.com

www.postgresql.jp